昔は多くの人が山の作業をしていました。 木をねらった所に倒すのは、誰でも出来ました。 しかし、この本に語られている作業や技は、 現在の私たちには出来ないことばかりです。 実際の作業を見せてもらっても、驚くことばかりです。 その知識は文章や映像で残すことはできるかもしれません。 しかし技と一体化した肉体の知恵は残せるでしょうか。 この聞き書きの本を通じて、皆さんと一緒に考えていけたら うれしいと思うところです。 -本書 「はじめに」より 羽鳥孝明 氏-