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<森づくりフォーラム特集号 第3弾>
本誌は、2015年より継続開催している、
森林社会学研究会連続講座「森から人へ 人から森へ」
第10回「シシ荒れから見た森林」(2017年12月実施)
第14回「鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと」(2019年4月実施)の講演記録です。
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-----<構成>-------------------------------------------------------
○はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2~3P
○シシ荒れから見た森林 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4~27P
ー 田口 洋美 (狩猟文化研究所 代表・東北芸術工科大学芸術学部 歴史遺産学科 教授)
○鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと ‥28~51P
ー 石﨑 英治(株式会社クイージ 代表取締役・株式会社おおち山くじら 代表取締役)
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『森はひとつだけの考え方では
とらえきれない存在である。
所有者の森でありながら、
その森は多様な社会的役割を果たし、
しかも森はすべての人のものだという
一面ももっている。
そもそも自然の領分を人間が
分割所有しているのだから、
所有権だけでは割り切れない
課題が生じるのである。
そしてだからこそ多様な主体が
森と関わり、
多様な森の価値を高めながら
所有者たちをも支えていくことが
必要になる。
この展開の中に
「森づくりフォーラム」がある。』
内山 節